熱中症について

今回は熱中症についてお話させていただきます!👩‍🏫

前回梅雨の養生についてお話させていただきましたが、気温・湿度がともに高くなるこの時期には、熱中症リスクも高くなりがちです🥵🥵

熱中症とは、気温や湿度が高い環境下で体温の調整が崩れたり、体内の水分や塩分のバランスが崩れることで体内に熱がこもってしまい、これが原因でさまざまな症状が起きた状態のことを言い、別名:熱疲労とも言われます。

私たちは汗をかいて体温調節を行います。

体温調節にかかわるのは『エクリン腺』というサラサラ汗を出す場所になるのですが、ワンちゃんの場合、肉球と鼻の周りにしかありません😲😲

そのため、お体に熱がこもりやすく、私たち以上に熱中症のリスクが高いと言えます😢😢

熱中症も軽度であれば、通常時よりも呼吸や心拍が早い、舌が赤いなどといった症状にとどまりますが、体温が42℃を超えてくるとお体の働き自体が破綻し、下血、神経症状、肺水腫、失神など重篤な症状をきたし、最終的には命を落としてしまうことも少なくありません⚠️⚠️

特に、病院受診をした子の熱中症死亡率はなんと50%。
とても高い死亡率だということを、今一度ご理解いただきたいと思います😌😌

予防ができる病気でもある「熱中症」

この病気にならないためにできることは、やはり日々の対策です👩‍⚕️
室温、湿度などのお部屋の対策はもちろん、こまめな水分補給も忘れずに行ってください!💧💧

お散歩時には道路からの照り返しの熱の影響も考えなくてはいけません🤔
そのため、お散歩時には必ず道路を触って温度を確かめてください!

そして、お散歩自体を行わないという選択をするということも大事です!
どうしても外でしかトイレをしないという子の場合には、日陰などを利用して短時間で済ますこと!
お散歩時間が短くなる分、ご自宅の中でいかにしてストレス発散をさせるか、また運動量が低下しますので、日々のご飯の量の調節も忘れずに!🍚🍚

熱中症対策はやりすぎぐらいがちょうどよい!!
我が子の命をしっかりと守ってあげてください😌😌

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