夏のごはんで注意したいポイント

今回は夏のごはんで注意したいポイントについてお話させていただきます!👩🏫

梅雨が明ければ本格的な夏。二十四節気では『大暑』という時期に入ります。

暦上は夏ですので『心』を養生する季節なのですが、日本の場合には梅雨=湿度が高い時期にもなりますので、湿邪の影響を受ける『脾胃』の養生にも努めなければなりません。

『脾胃』とは、食べ物を消化し代謝、エネルギーを生み出すところです🤔🤔解剖学的にいう『消化器』と思っていただくとわかりやすいかもしれません。(厳密には少し異なります)


東洋医学では『胃腸は乾燥を好み、湿気を嫌う』と言われており、湿度が高くなることで消化不良、食欲不振などが起こりやすくなるとされています😢😢

特に日本は島国ですので湿度も高めですし、1年の中でも特に梅雨時期には高湿度になります。

脾胃に負担がかかるとエネルギー(=気)を生み出せなくなりますのでやる気が出なくなったり、気は体内の血(栄養分を含む液体、血液)や津液(水分)を動かすガソリンのようなものなので、気の不足は血や津液の巡りも滞ることで様々な不調を生み出します😣😣

そのため、湿度が高いときには、脾胃に負担をかけない食事をすることがとても重要です。

脾胃に負担をかけない食事とは

・過食、早食いを避ける
・生もの、冷たいものを避ける
・できるだけシンプルな食材数

などが挙げられます。

人の場合には、脂っこいもの、甘いものも控えたいところですね😅😅


獣医師 林美彩の長生き犬ごはんは、シンプルな食材数で作られているほか、お肉ごはんで使用されている鶏肉・さつまいもは脾胃に負担をかけにくい食材であり、お魚ごはんで使用されている白鮭はお腹を温めて全身の血流を整えてくれる食材ですので、湿度が高い季節にピッタリです✨✨

規定量よりもやや少なめに与えてあげたりすると、さらに脾胃の負担軽減にもつながると思います!!

また、環境の湿度(外湿)の見直しも重要です。

床に湿度計を置いた時に、60%以上になっていたら要注意⚠️⚠️できるだけ50%前後になるよう、除湿器などを使いながら湿度コントロールも行ってみてください。

脾胃がきちんと働かないと気を作りにくくなりますので、夏バテもしやすくなってしまいます😰😰

夏バテしないためにも気をしっかり補えるよう、脾胃に負担がかからない食事、環境を作ってあげてください!😆😆

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